Norikの日々の記録
2026年4月22日
答えのない相談を「問い」にして渡し、場を止めていた
朝、集客の入口を誰に向けるのかで話が止まった。困っている人なのか、余裕があり継続して頼んでくれる人なのか。自分の中で決まっていないのに、周りへ「どちらがいいですか」と問いを渡していた。
相手が考えてくれないように感じたが、考えられる形にしていなかったのは自分だった。
昼の席で、以前見たプレゼンの話を聞いた。最初のスライドには「1+1」と疑問符だけ。全員が2だと思うのに、わざわざ問われたことで「何か別の意味がある」と考え始めた。そして最後に同じスライドへ戻る構成だったという。
答えがある問いなら、人は考え始める
答えが決まっていることへ疑問符を置くと、聞く側の頭が動く。話し手がどこへ連れていくのかを考えられる。
反対に、話し手の中にも答えがないことを問いの形で出すと、受け手は正解を探して黙る。朝の自分がまさにそうだった。決めていないものを決めていないまま渡し、周りが答えてくれるのを待っていた。
答えがないなら「相談です」と言えばよい。相談なら、正解を当てるのではなく、一緒に選択肢を探せる。問いに見せたことで、相手へ不要な正解探しをさせていた。
数字がそろっても、最後は自分が決める
午後は飛行に関する天気、風向き、風の強さ、視程、雲の高さなどの数字を確認した。朝の話と違い、判断に必要な情報が順にそろっていく。
数字がそろえば判断が速くなると思っていた。しかし実際には、行くか行かないかを数字が決めてくれるわけではない。情報がそろうほど「分からなかった」とは言えなくなり、決めた人の責任がはっきりする。
自分が数字を集めるのは、決めてもらうためではなく、決めた後に言い訳をしないためだった。
次に人へ話を渡すときは、疑問符を置く場所を先に確かめる。自分に答えがある問いなのか、まだ答えのない相談なのか。その一言を分けるだけで、止まっていた場は動きやすくなる。
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