Norikの日々の記録
2026年4月26日
用事より、駐車場所を探して回った時間のほうが長かった
朝、商売を始めるなら、やり方より先に場所を選ぶという話を聞いた。同じだけ働いても、伸びている場所と縮んでいる場所では返ってくるものが違う。納得しながらも、自分がこれまで場所を意識して選んだ場面を、すぐには思い出せなかった。
その日、目的地の近くまで車で行ったものの、停める場所を決めていなかった。空いていると思った場所は埋まっていて、次を探して同じ辺りを回った。用事について考える余裕はなく、空いている場所だけを探していた。
後で振り返ると、用事そのものより、たどり着くまでに使った時間のほうが長かったかもしれない。しかも、その時間は買いすぎた物のように残らない。何も残らず消えるので、次も同じことを繰り返しやすい。
何をするかより、手前の条件で止まっていた
昼には、部屋を暖める設備をどこへ置くかという話をした。性能を比べる前に、置ける場所があるのか、その部屋を誰がどう使うのかで止まった。設備を選ぶ前に、部屋の役割を決める必要があった。
買い物でも、家に何が残っているか確かめず、なくなったら困るという想像だけで追加しそうになった。手持ちが見えなければ、足りない前提で集めてしまう。
何を買うかの前に残量を見る。どの設備にするかの前に部屋の使い方を決める。どこへ行くかの前に、どこへ停めるかを決める。後ろの判断を急いでも、手前が決まっていなければやり直しになる。
基準を増やすほど、慎重になったつもりで止まっていた
寝間着を選ぶ場面では、好きな絵柄だけで迷わず決める姿を見た。素材、洗いやすさ、長く使えるかと基準を増やす自分より、ずっと速い。
基準が多いほうが丁寧だと思っていた。しかし、増やした基準の中には、決めないための言い訳も混じっていた。
明日から全部を変えるのではなく、一つだけ先に行う。買う前、向かう前、返事をする前に、今あるものと置く場所を実際に見る。棚、予定表、地図。頭の中で分かっているつもりにならず、手前の条件を目で確かめる。
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