Norikの日々の記録

「任せたから確認しない」は、信頼ではなかった

朝、経験も実績もある人へ任せ、数字をほとんど確認しなかった結果、小さな穴が重なったという失敗談を聞いた。

耳に残ったのは、「任せているから、確認しなくていいと思った」という言葉だった。私もやる。信頼している相手へ細かく聞くのは失礼な気がして、確認を減らす。それを、任せることだと思っていた。

その日、以前見に行った場所の番地を確かめるため、電話を一本かけた。現地で迷った後に地図を見直すと、広告の番地と違っていた。確認したのは数字一つだけだが、そのまま進めば、後の書類や案内にも同じ数字が残る。

表の一項目を、その場で直してもらった

午後、画面を共有しながら費用の内訳を見た。ある項目の金額が少なすぎる気がして尋ねると、相手も気づき、その場で修正してくれた。

修正後は、利益として残る数字が下がった。それでも、きれいに見える間違った数字より、本当の数字のほうがいい。表は、作った人の前提がそのまま入る。任せた相手が悪いのではなく、現場を知る側が確かめることで初めて合う部分がある。

その場で直せたのもよかった。持ち帰りになれば、直ったか分からないまま次の話が進む。確認は相手の仕事を否定するためではなく、正しい形で残すために必要だった。

夜、プリンターが止まっていた

夜、出したつもりの請求書が印刷されていないと分かった。見に行くと、インクも紙も切れていた。なくなったら補充するという決め事がなかったので、必要になった瞬間に初めて気づいた。

朝は大きな数字の失敗を聞き、夜は紙とインクで止まった。大きさは違っても、任せた後に確認する仕組みがない点は同じだった。

信頼と確認を混ぜてはいけない。確認を減らせば、任された側の間違いも見つからないまま残る。それは相手にとってもよいことではない。

番地の一文字、表の一項目、切れた紙。どれも今すぐ事故になるものではないから放置できる。小さな穴が並ぶ前に、誰がいつ確かめるかを決める。任せるなら、なおさら確認が残る形にしたい。

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