Norikの日々の記録
2026年5月20日
「あなたの強みは?」に詰まって、増やしすぎた入口に気づいた
朝、「自分の強みは何か」と聞かれた。何度も聞いたことがあり、人にも説明してきた言葉なのに、最初の一文が出てこなかった。
材料がないのではない。逆に、仕事も連絡先もお金の経路も、その都度必要に応じて増やしてきたため、どれを中心として話すのか選べなくなっていた。強みを言葉にする前に、今の自分の全体像を自分が見失っていた。
使っていない受け口にも、連絡は届いていた
昼前、複数ある連絡先のどちらを普段使っているか確認する場面があった。一方には日常のやりとりが集まり、もう一方はほとんど開いていない。それでも、使っていない側にも連絡が届く状態になっていた。
届いているのに見ないのなら、相手から見れば届いていないのと同じだ。しかも自分では、本当に届かなかったのか、見落としたのかを区別できない。
何かを始めるたび、その時に便利な入口を足してきた。一つずつの判断は間違っていなかったと思う。しかし、それを長く重ねた結果、主に使う場所と、成り行きで残った場所が分からなくなっていた。
お金の流れも同じだった。入口をまとめれば確認は楽になるが、個人と事業の区別が曖昧になる。分ければ整理しやすいが、見る場所が増える。この日は無理に結論を出さず、今どこから入り、どこへ出ているかを数字で並べてから決めることにした。
強みは肩書きではなく、選んで残した動きになる
朝に答えられなかったのは、格好のよい肩書きを探していたからかもしれない。実際の私は、一つの名前で説明できるほど単純ではなく、いくつかの事業と行動の組み合わせでできている。
ただ、何でも並べれば伝わるわけでもない。何を中心に置くか決めるには、今後使わない入口を減らし、残すものを選ぶ必要がある。増やす判断は、その場の必要だけでできる。減らす判断は、全体を見なければできない。
この日は強みを言い切れなかったが、詰まった理由は見えた。前に作った自己紹介に、今の自分が収まらなくなっていた。ならば、うまい言葉を探すより先に、連絡もお金も仕事も、今どこから入ってどこへ向かっているのかを並べ直す。その後に残ったものが、自分の強みとして話せるものになるのだと思う。
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