Norikの日々の記録
2026年5月25日
稼働率を日数へ直した瞬間、全員が自分の予定として考え始めた
夜、年間の稼働率について話す場面があった。割合は資料にもあり、何度も口にしていた。間違いではない。それでも、聞いている人は誰もそこで止まらず、ぼんやりした了解だけが流れていた。
途中で、その割合を一年の日数へ直して口にした。情報は増えていない。単位を変えただけだった。しかし空気が変わり、多いのか少ないのか、無理があるのかを、それぞれが自分の感覚と比べ始めた。
比較する数字と、想像できる数字は違う
私は利回りや稼働、手数料を割合で考える。物件や事例をまたいで比較しやすいからだ。しかし聞く側がしたいのは、比較より想像かもしれない。想像は日数や回数など、生活の中で見える単位のほうが動きやすい。
割合のままでは出なかった別の論点も、日数に直すと見えてきた。自分の作業単位を、そのまま相手の理解単位として渡していたのだと思う。
昼には、項目が増えすぎて見づらいメニューも触った。一つずつは必要でも、一度に見せれば選べない。見づらいものは、そこにあっても見られていないのと同じだった。
数字が合わないときは、計算より前提を戻る
この日は別の場面で、数字が合わないことも繰り返し伝えた。計算をやり直すだけでなく、何を含めた数字なのか、どの期間を見ているのかを戻って確認した。
数字があると、話は正確に見える。しかし、二人が違う前提で同じ数字を見ていれば、結論だけが速くずれる。割合を日数へ直したときのように、相手が自分で確かめられる単位へ置き換えたほうがいい。
伝える数字は正しいだけでは足りない。聞いた人が、自分の予定や行動へ置き換えられる必要がある。割合、日数、回数。何を選ぶかは、こちらが計算しやすいかではなく、相手が判断できるかで決めたい。
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