FLIGHT EXPERIENCE / 2019—2026

実際に飛んで分かった、
フライトプランは予定表ではない。

目的地を決め、航路を調べ、離陸する。しかし、飛び始めてから得られる情報もあります。そこで当初の予定に固執せず、安全に帰るために判断を変える。この経験が、私の「フライトプラン型経営」の原点です。

北海道への飛行で立ち寄った札幌丘珠空港の駐機場
2025年9月、北海道への飛行で立ち寄った札幌丘珠空港。予定したすべてを回るのではなく、条件を見て航路を組み直しました。

飛行の経験は、「計画を守る力」ではなく「目的を守る力」を教えてくれた

飛行前には、目的地、天候、地形、空域、高度、燃料、交信先、代替となる空港まで確認します。それでも、空の状況は出発前の想定だけでは決まりません。

大切なのは、最初に引いた線の上を何があっても進むことではありません。状況を確認し続け、必要なら進路や高度、立ち寄る場所を変え、無事に帰ることです。事業でも同じように、最初の計画より、守るべき目的を見失わないことを重視しています。

2019—2026航空日誌で確認できた期間
着陸806回2026年8月時点の累計
328時間58分同じく累計飛行時間

FLIGHT MAP

記録から確認できた飛行地点

八尾を出発拠点として、本人の投稿本文で目的地または経由地を確認できた地点を記しました。線は訪問の広がりを示すもので、実際の航跡ではありません。

Norikの国内飛行地点八尾を拠点に、札幌丘珠、函館、富山、福井、岡山、高松、直島、白浜、壱岐、屋久島、与論、久米島、沖縄を示した概略地図 八尾札幌丘珠函館富山福井岡山高松直島上空白浜壱岐屋久島与論沖縄久米島 北海道内の飛行記録青森秋田山形・仙台新潟福島松本静岡名古屋神戸鳥取・但馬松山高知福岡・北九州・佐賀大分宮崎鹿児島奄美・喜界・徳之島
濃緑:主な出発拠点 赤:投稿で確認した地点 青:航空日誌で追加確認した地点

地図は訪問範囲を示す概略図で、実際の航跡や空港の厳密な位置を示すものではありません。航空日誌の原画像、機体登録記号、署名、詳細時刻は公開していません。

PILOT LOGBOOK / 2019—2026

記憶ではなく、航空日誌に残っている飛行経験

今回、29枚の航空日誌を確認しました。最初に確認できる記録は2019年、最新は2026年8月です。Facebookに写真を載せていない飛行も、日付、出発地、到着地、着陸回数、飛行時間として残っていました。

約7年今回確認した記録期間
806回累計着陸回数
328時間58分累計飛行時間

中身の多くは、同じ八尾発着の訓練です。各地へ飛んだ日もあります。一回ごとの確認と振り返りが積み重なり、現在の判断基準になっています。

AIRPORTS IN THE LOGBOOK

航空日誌から確認できた飛行地域

判読できた空港コードを公的な空港資料と照合し、地域別に整理しました。文字が不鮮明な行は含めていません。

北海道・東北

札幌丘珠、函館、青森、秋田、山形、仙台、福島など。

RJCO / RJCH / RJSA / RJSK / RJSC / RJSS / RJSF

関東・伊豆諸島

調布、百里、八丈島、大島、三宅島など。

RJTF / RJAH / RJTH / RJTO / RJTQ

中部・北陸

新潟、富山、小松、能登、松本、静岡、名古屋など。

RJSN / RJNT / RJNK / RJNW / RJAF / RJNS / RJNA

近畿・中国

八尾、神戸、但馬、南紀白浜、岡山、鳥取、出雲など。

RJOY / RJBE / RJBT / RJBD / RJOB / RJOR / RJOC

四国

高松、松山、高知など。

RJOT / RJOM / RJOK

九州・南西諸島

福岡、北九州、佐賀、大分、宮崎、鹿児島、屋久島、奄美、喜界、徳之島、沖縄方面など。

RJFF / RJFR / RJFS / RJFO / RJFM / RJFK / RJFC / RJKA / RJKI / RJKN / ROAH

空港コードは記録の裏付けとして掲載しています。軍用・訓練関連を含め、公開上の説明に不要な詳細は省いています。

ROUTES

記録に残っている航路

以下は、私がFacebookに写真や動画とともに残していた飛行の一部です。訪問数を誇るためではなく、飛ぶたびに違う条件と向き合ってきた経験としてまとめました。

八尾から高松、帰路に直島上空へ

高松へ向かい、帰りには直島周辺を上空から見ました。目的地へ着くだけでなく、往路と復路で異なる景色や条件に向き合うのも飛行の魅力です。

富山を経由し、札幌丘珠・函館へ

当初は北海道の空港を広く回る計画でしたが、機体整備までの残り時間を考えて行程を変更しました。飛行中も高度を上げ続けず、その時の状況から適切と判断した高度を維持しました。

与論・久米島・沖縄・屋久島を巡る

島々を結びながら飛び、八尾へ戻る航路です。海上を含む長い移動では、一つ先だけでなく、その後の行程と帰路まで考えて準備します。

白浜へ

近距離の飛行でも、準備や確認を省くことはありません。短い航路だから簡単だと決めつけない姿勢は、小さな事業判断にも通じます。

雪の福井へ

八尾から福井を往復しました。雪に覆われた空港は、普段とは異なる景色と条件を見せます。いつもの空港でも、季節が変われば確認すべきことも変わります。

壱岐へ

八尾と壱岐を往復しました。帰路は高高度を飛行し、必要な装備を使いました。目標だけでなく、その高度に合った準備が必要です。

岡山へ

写真に加えて、飛行中の様子も動画に残しました。繰り返し飛ぶことで、準備、交信、操縦、振り返りが次の飛行へつながっていきます。

THE TURN

行きたい場所を減らすことが、失敗とは限らない

北海道への飛行では、できれば多くの空港を回りたいと考えていました。しかし、機体には次の整備までの残り時間があります。希望した行程をすべて詰め込むより、使える時間を見て、富山、札幌丘珠、函館を経て帰る計画へ変えました。

上空でも同じです。予定していた高度へ必ず上がるのではなく、実際の状況を確認して、それ以上は上げないと判断しました。

計画を変えるのは、計画が甘かったからとは限りません。新しい情報を受け取り、目的を守るための判断である場合があります。

事業でも、最初に決めた商品、集客方法、投資額、期限へ固執すると、進むほど引き返しにくくなります。だから私は、出発前に代替案と見直す条件を決め、実行中も数字と現場を確認します。飛行で守るのが安全な帰着なら、事業で守るのは資金、信用、時間、そして次の選択肢です。

VIDEO LOG

上空で見えるもの、操縦席で確認するもの

目的地だけを切り取ると、飛行は点から点への移動に見えます。しかし実際には、離陸から着陸まで状況を確認し続ける時間です。

離陸時の記録。飛び立つ前の確認から、飛行は始まっています。
上空から見た地形。地図と、実際に見える景色を重ねて現在地を捉えます。
着陸へ向かう記録。目的地へ近づくほど、最後まで確認を続けます。

掲載内容は、本人のFacebookに残る写真・動画と記録をもとに整理しました。同行者など第三者の情報、詳細な私的行動、機体を特定する情報は掲載していません。

FROM SKY TO BUSINESS

空で身につけた判断を、事業の進路へ

飛行で身についたのは、事前に調べること、複数のルートを持つこと、実行中に状況を確認すること、必要なら進路を変えること。その実践を不動産、民泊、集客、小規模事業の判断へ置き換えています。