Family / Succession
相続や事業承継は、元気なうちに家族で話した方がいい
相続や事業承継は、普通はできれば話したくないテーマかもしれません。でも私は、だからこそ元気なうちに話しておいた方がいいと思っています。問題が起きてからでは、遅いことが多いからです。
この記事で分かること
- 家族会議を定期的にやる意味
- もしもの時に見るファイルに何を残しているか
- 承継や相続を先送りしない方がいい理由
結論
相続や事業承継は、縁起の悪い話ではなく、家族の混乱を減らすための準備だと思っている。元気なうちに共有しておく方が、あとで必ず助かる。
私は毎年、家族会議をしている
私はここ数年、家族を集めて一泊二日で家族会議をしている。息子たちも含めて、家族全員で時間を取り、普段ならなかなか話さないテーマをあえて共有する。
話す内容は、気持ちの話だけではない。自分の資産状況、法人が2社あるのでそのPLやBS、今の経営状況、今後の考え方まで、できるだけ見える形にしている。普通はここまで見せないかもしれないが、見せないことで後から困る方が大きいと思っている。
もしもの時に見るファイルを残している
さらに、何かあった時に家族が困らないように、「もしもの時に見るファイル」も用意している。税理士、保険、資産、金融商品、申告で必要な原資の情報など、最低限たどれるように一覧にしてある。
こういう準備は、今すぐ使うためではない。でも、いざ必要になった時に、これがあるかないかで家族の負担はかなり変わる。本人がいなくなってから探すのは、本当に大変だと思う。
話しにくいテーマほど、元気なうちにやる価値がある
承継や相続は、気が重いテーマだ。まだ早いと思う人も多い。でも、問題が起きてから慌てて話すより、元気なうちに冷静に話しておく方がずっと建設的だと思っている。
準備しておけば、改善もできるし、考え直しもできる。逆に、何も共有していないまま時間が過ぎると、判断も対応も難しくなる。これは経営でも同じで、見たくない問題ほど早く触った方がよい。
資産の多さより、責任感の問題だと思っている
こういう話をすると、資産家だけの話に聞こえるかもしれない。でも本質は金額の多さではない。残された人が困らないようにする責任感の問題だと思う。
家族に何を伝えておくか。どこに何があるか。誰に連絡すればよいか。そういう最低限を整えるだけでも大きな意味がある。元気なうちに話すことは、家族への思いやりでもある。
こんな方に向いている考え方です
家族や事業の将来について、後回しにせず準備したい方に向いています。
- 相続や承継の話を切り出せずにいる
- 資産や法人の情報共有をどう始めればよいか迷っている
- 家族の負担を減らす形で備えを整えたい