Preparation / Risk

準備しておくと、将来の選択肢を失いにくい

私は若い頃から、準備をかなり意識してきました。不安だからではありません。準備をしておくと、何か起きた時に慌てず、選択肢を持ったまま動けるからです。

デスク上のPCとノート

この記事で分かること

  • 私が若い頃から準備を重視してきた理由
  • 家族会議、相続準備、資金確保、事業分散の考え方
  • 準備があると、改善や再起がしやすくなるという見方

結論

準備は、心配性のためではなく、将来の選択肢を守るためにある。まだ早いと思う時期に動いておくほど、後になって自由度が残る。

若い頃から、先の問題を先に見ていた

たとえば20歳で就職した頃、年金の問題が将来起こると言われていた。そこで、月に数千円、たしか6,000円程度の少ない金額だったが、私と家内それぞれに毎月積み立てる形の年金準備に入った。

今となっては、その時代の金利もあってかなり増え、金額としては600万円ほどになっている。決して大きな資産額ではないかもしれないが、早く準備したことの効果をかなり実感している。

家族会議も、準備の一つだと思っている

私はまだ60代前半だが、3年前から事業承継や相続について、家族会議という形で家族全員を集めて話している。息子が2人いるが、家族を全員集めて、一泊二日で時間を取っている。今年で第4回目になる。

今年は白浜の自分たちが持っている高級別荘を使って行う予定だ。普段なら目を逸らしたくなるようなテーマでも、元気なうちに、落ち着いて、共有できる場を作ることに意味があると思っている。

もしもの時に見るファイルを残している

その家族会議では、私の思いだけでなく、もしもの時に見るファイルも残している。税理士、保険関係、金融資産、ファンド、確定申告に必要な原資情報など、何かあった時に家族が困らないように一覧化している。

さらに、資産状況や、2つの法人のPL・BS、経営状況なども家族に共有している。普通はあまり公開しない内容かもしれないが、私は準備として、あえて伝える方を選んでいる。

借りられる時に借り、現金を持つのも準備

事業面でも同じ考え方がある。私は、借りられる時にお金を借りて、法人で現金を保有しておくことをやっている。もちろん金利負担は増えるので楽ではない。でも、何があるか分からない。

実際、コロナの時には民泊事業の売上がほぼゼロになり、コインランドリーの売上も落ちた。そういう時に、現金の備えがあるかどうかはかなり大きい。平時には余分に見える準備が、非常時には会社を守る。

一本足ではなく、分散しておく

私は、事業も一つだけに依存しないようにしている。どれかが厳しくなっても、別の事業で支えられるように、いくつかの軸を持っておく。これも準備だと思っている。

一本足だと、何かが崩れた時にそのまま倒れやすい。でも複数の軸があれば、どれかが落ちても耐えながら回復を待てる。準備というのは、平時のうちにそういう形を作っておくことでもある。

準備があると、その時々で改善できる

まだ早いと思われるかもしれない。でも、準備しておけば、その時々で改善できることが増える。相続のことも、経営のことも、家族のことも、事前に見える化しておけば、後から手を打ちやすい。

私は、準備というのは未来を固定することではなく、未来に対して柔軟に動けるようにすることだと考えている。だからこそ、先に考え、先に残し、先に備えることを大事にしている。

こんな方に向いている考え方です

普段は後回しにしがちなことこそ、先に整理しておきたい方に向いています。

  • 家族や事業のために、もしもの時の準備を考えたい
  • 現金確保や分散を含めて、経営の備えを見直したい
  • まだ早いと思うテーマに、先回りして手を打ちたい

続けて読む

Norik Journalをもっと知る