Norikの日々の記録

回線が止まり、謝り続けるのをやめて「今どこまで見えるか」を伝えた

午前、画面越しのやり取りで通信が何度も止まった。声が途切れ、映像が固まり、案内された入口も開かない。手元で試せることを一通りやっても直らない。

その間、私は何度も謝っていた。回線の不調は誰のせいでもない。それでも場を止めているのはこちらなので、謝るしかないと思っていた。

ところが、謝っても状況は一つも変わらない。相手は、いつまで待つのか、別の方法へ移るのか、何がこちらに見えているのか分からないままだった。

謝罪から、現在地の説明へ切り替えた

途中で謝るのをやめ、今どこまで見えていて、何が見えていないかを伝えた。少し待てばよいのか、別の手段に変えるのかも話した。

それだけで場が落ち着いた。原因を解決できていなくても、現在地と次の選択肢が分かれば、待つ側は判断できる。謝罪は必要でも、それだけでは相手の時間を守れなかった。

朝には「伝える人が入れ替わっても中身は変わらない」という話を聞いていた。中身が大事なのは確かだ。しかし回線という器が壊れれば、中身は届かない。だから器を整えることも、中身を守る仕事だった。

壊れる前の合図は、見に行かなければ見えない

この日は、古い設備や車の部品、期限が切れた証明書の話も出た。どれも突然壊れたように見えるが、交換時期や期限は前から分かっていた。見ていなかったので、選べない時期に対応することになった。

壊れてから動けば、それまでは手間がかからない。ただし、壊れた時点では交換時期も方法も選べない。まだ動いている間なら、周辺も一緒に直すのか、代わりの手段をどうするかを考えられる。

回線の不調も同じだった。止まった後に謝り続けるより、準備の段階で接続を確かめ、止まったときの切り替え方を決めておくほうがよい。

問題が起きないことだけを目指すのは難しい。起きたときに現在地を言葉にし、次の手段を示す。今日、自分が変えられたのはそこだった。

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