Norikの日々の記録

一行の連絡も大きな取引も、やり直す手間は同じだった

朝、大きな取引の修正でも、小さな依頼の修正でも、直すために止まる手間は変わらないという話を聞いた。

金額の大きい話なら、私は何度も確認する。一方、短い連絡や小さな依頼は「これくらいなら大丈夫」と流すことがある。そこで抜けが出れば、説明し直し、相手の返事を待ち、もう一度処理する。金額は小さくても、集中が止まる回数は同じだった。

ちょうど朝、一行だけの連絡を送る用事があった。担当が変わったことを知らせるだけだったが、誰まで伝えるべきかで迷った。少なければ「聞いていない」が起き、多すぎれば関係のない人の時間を使う。

短い文章ほど、読み返す工程がなかった

長い文章は、書いている途中で何度も読み返す。一行の連絡は、入力した勢いのまま送れてしまう。短いから間違えにくいのではなく、確認する機会が少ない。

この日は送信前に、宛先、日付、誰が何をするのかをもう一度見た。朝に聞いた話がなければ、そのまま送っていたかもしれない。

催しの場では、安全について、日々の小さな確認を積み重ねるという話も聞いた。重大な場面だけ急に丁寧にはできない。普段省いている手順は、本当に必要なときにも省いてしまう。

迷ったら、やり直しにくい失敗を避ける

午後、印刷する書類を四部にするか五部にするかで止まった。人数が確定していない。多ければ紙が余り、少なければ一人増えたときに足りない。

そこで、どちらが後から直しにくいかで決めた。余った紙は処分できるが、足りない紙はその場では用意できない。五部にした。

夜には、取り分が低い仕事ほど件数が増え、確認回数も手戻りの可能性も増えるという話になった。単価が低いから確認を省くのではなく、手戻りの打撃が大きいからこそ省けない。

大きいか小さいかで、確認をするかどうかを毎回判断すること自体が手間だった。気づいたら確かめる。一行でも読み返す。自分の目で足りなければ人にも見てもらう。そのほうが、やり直しで一日を切られるよりずっと安い。

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