Norikの日々の記録
2026年5月8日
「全部任せてください」と言った夜、任せた相手へ不満を言っていた
朝から夕方まで、私は引き受ける側として話していた。面倒な連絡も手間のかかる作業もこちらへ寄せ、相手が何もしなくても回るようにすると説明した。
ところが夜、自分が仕事を預けている相手の報告を聞き、「これでは判断できない」「もっとこちらの立場で考えてほしい」と不満を口にしていた。同じ一日の中で、任せる側と任せた側の両方になった。
任せたい人は、作業ではなく判断から離れたい
日中、年間の相談数、前へ進んだ数、単価を並べて考えた。全部を良くしようとしていたが、分解すると、動かせる場所は一つだけだった。数字を並べる価値は答えを出すことより、今回は考えなくてよい場所を決めることにある。
同じように、仕事を任せる相手も、細かな報告を全部読みたいわけではない。必要なのは、自分が判断すべきことは何か、放っておいてよいことは何かが分かる報告だ。
私は相手へ「全部任せてください」と言いながら、自分が預けた相手からは作業の羅列を受け取り、結局すべて自分で判断し直していた。任せたのに楽にならない理由が、そこにあった。
報告の量ではなく、次に決めることを渡す
任せる側は、やったことを漏れなく報告すれば十分だと思いやすい。預ける側になると、その報告から状況を組み立てる負担が見える。
報告には、何が起きたかだけでなく、このままでよいのか、どこに問題があり、次に何を決めてほしいのかを添える。決めなくてよいなら、そのことも伝える。相手の判断を減らすところまで含めて、任された仕事だと思う。
残りの時間を年で数えると、全部を自分でやる選択は成り立たない。だから任せる。しかし、渡したあとも自分が全部見直すなら、時間は戻ってこない。この夜の不満は相手だけの問題ではなく、日中の自分の説明にも返ってくるものだった。
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