Norikの日々の記録
2026年5月14日
忙しく売っているのに残らない。「0から0」を作る怖さ
朝、人前で「利益は出ているはずなのに、手元にお金が残らない人」について話した。周りでよく聞く話だから選んだテーマだったが、話しているうちに自分にもそのまま返ってきた。
この状態にいる人は、怠けているわけではない。むしろよく働き、売上を作っている。ただ、売ることは仕事でも、残すことは結果だと思いやすい。実際には、残す側も見て、分けて、決めなければ起きない。
出した量ではなく、何が残ったかを見る
その日、動画を二本公開した。出した本数はすぐ数えられる。しかし、そこから何が返ってくるかはすぐには分からない。電話も何度もかけたが、つながるまでに折り返しが重なり、進んだ用件は回数ほど多くなかった。
出した本数、かけた回数、売上。見えやすい数字は、動いた実感をくれる。一方、残った利益、前へ進んだ用件、続いた関係は見えにくい。見えやすい側だけを成果として数えると、忙しいのに同じ場所から動いていない状態になる。
「0から0を作る」という言葉が浮かんだ。ゼロから事業を立ち上げ、体力も時間も使い、最後に手元へ残るものはゼロ。外からは忙しく成功しているように見えるので、自分も周囲も気づきにくい。
出ていった先を説明できるか
ただ、手元から減ったものがすべて無駄とは限らない。人へ払ったお金、仕組みに入れたお金、時間を買ったお金は、別の価値へ置き換わっていることがある。
見るべきなのは、残高だけでなく、出ていった先を自分で説明できるかだった。何につながり、いつ頃返ってくる見込みなのか。今それを言えない支出が積み上がると危ない。
この日、自分の数字も感覚と実際が違っていた。人には並べて見たほうがよいと話しながら、自分は気が向いたときしか並べていない。売上を増やす前に、出したものと残ったものを見る日を決める。朝に人へ話した内容を、自分の予定へ戻すところまでが、この日の宿題になった。
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