Norikの日々の記録
2026年5月22日
電話をかけた数だけ記録しても、どこで断られたかは残らない
朝、人が変わっても同じ話ができるよう、記録を残す価値について聞いた。手順と順番は書けば伝わる。しかし、なぜその順番なのか、なぜそこで一度止まるのかという理由は、意識して残さなければ落ちる。
理由が消えたまま形だけ引き継がれると、誰も意味を知らない手順が回り続ける。この日は、その具体例を電話営業の記録で見ることになった。
かけた数、つながった数、次へ進んだ数を分ける
午前中、かけた電話、つながった電話、そこから先へ進んだ件数が表になっていた。同じ本数をかけても、結果には差がある。量だけでは説明できない差だった。
会話の流れには番号があり、どの地点で断られ、どこまで進んだかを確認できるようになっていた。図があるから、「なんとなくうまくいかない」ではなく、何番で止まったかを本人と見て、そこだけ練習できる。
図の価値は、成功者の言葉をそのままなぞらせることではない。失敗した位置に名前を付け、直せるようにすることだと思った。ただし、商品と相手が合っていないなら、会話を磨いても結果は変わらない。図の外にある原因も分けて見る必要がある。
こちらから動く経路と、向こうから来る経路を混ぜない
私は、電話をかけるより、必要な人から問い合わせてもらうほうを大きく見ていた。話を聞くと、両方が必要だった。向こうから来る経路は効率がよいが、来る時期や量を選べない。こちらから動く経路は、自分で量を調整できる。
午後には、紹介、案内を見た人、以前の問い合わせの続きなど、向こうから来た相談が複数あった。全部「問い合わせ」とまとめられるが、来た理由は違う。それぞれ、過去のどこかで誰かが動かした結果だった。
だから記録も分ける。こちらからかけた数と、その結果。向こうから来た相談と、その入口。混ぜて総件数だけ見れば、何を増やせばよいかわからない。人が変わっても判断できる記録とは、数字だけでなく、その数字が生まれた理由まで残っているものだと思う。
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