同じ名前が二つ並び、支払いを二度していたと気づいた
月が変わった朝、前月の支払いを見返していた。同じ相手の名前が二つ並んでいる。最初は別の用件だと思ったが、確認すると同じ支払いを二度行っていた。
原因は、これから払う予定と、すでに払った実績を同じ一覧へ置いていたことだった。自分の頭の中では区別できていたつもりでも、時間が経つと、どちらも同じ一行に見える。
注意力ではなく、置き場所を間違えていた
自分が雑だったのは事実だ。しかし、性格だけを責めても同じ一覧を使えばまた起きる。性質の違う数字を同じ場所へ置いた仕組みのほうを変える必要があった。
私は数字で判断することが多い。だからこそ、入力が一つずれると、その後の判断が全部もっともらしい顔でずれる。分析へ時間を使い、記録を雑にしていたことのほうが怖かった。
過去を疑う範囲にも上限を置いた
一件見つかると、ほかにもあるのではないかと不安になった。全部を遡れば一日が終わる。そこで、どこまで確認するかを先に決め、その範囲で何もなければ前は見ないことにした。
間違いをゼロにはできない。できるのは、見つけるまでと、見つけて終わらせるまでの時間を短くすることだ。予定と実績を分け、月初に確認する日を決める。同じ名前が二つ並んだ画面は、その仕組みを変えるきっかけになった。
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