Norikの日々の記録 2026年7月18日(土)

「その年で」と言われた人のことを、運転席でずっと考えていた

朝、長くデザインの仕事をしていた方が、数年前に海へ出る仕事へ移ったという話を聞きました。未知の世界へ挑戦してみたかったそうです。

その話に対して、周囲から「その年で無理をしていないか」という趣旨の言葉が返ったと聞き、私は引っかかりました。悪意ではなく、心配から出た言葉だったのかもしれません。それでも、本人が何を準備し、なぜ選んだかを見ず、年齢だけで結論を置いているように感じました。

自分も「今から?」と言いかける側にいる

他人の言葉を批判するだけなら簡単です。しかし私も、誰かが新しいことを始めると聞いた時、「今から?」という言葉が浮かぶことがあります。その時見ているのは相手の能力ではなく、自分の中にある「この年齢ならこのくらい」という勝手な相場です。

実力や準備への疑問なら、事実を示して話し合えます。年齢は変えられません。変えられないものを理由にすると、話し合いではなく、空気だけが「やめたほうがよい」へ傾きます。

結果を知らなくても、動いた事実は残る

その方が転職後にうまくいったかどうかを、私は知りません。結果を知らない以上、成功談として書くこともできません。

ただ、止める言葉を受け取ったうえで、それでも本人が動いた事実は残ります。新しい挑戦の価値を、結果が出た後だけ認めるのでは遅いと思います。

この日は運転する時間が長く、朝の一言を何度も思い返しました。次に誰かの挑戦を聞いた時は、年齢を聞く前に、なぜやりたいのか、何を準備したのかを聞く。自分が止める側へ無意識に回らないために、覚えておきたいと思いました。

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