47都道府県分を書き写さず、案内は一枚に集めた
行政の相談窓口を地域ごとに案内するページを考えていた。各都道府県は自分たちで正確な窓口情報を公開している。こちらでも同じ情報を書けば、読者には親切に見える。
しかし、47か所へ同じ種類の案内を置けば、変更のたびに47ページを確認する仕事が生まれる。直し漏れたページだけ、古い情報が残る。書き写した瞬間から、原本より劣化しやすい情報になる。
こちらで持つのは「どこを見ればよいか」だけ
そこで、案内の本体は一枚の共通ページへ集め、地域ページからそこへ来てもらう形にした。地図から地域を選び、その先は各自治体の公的なページへ直接つなぐ。
自分たちで抱えるのは、利用者が迷わず原本へ行くための入口だけにする。制度の内容まで複製しなければ、更新の責任範囲も小さくできる。
人へ説明しようとして、自分の未対応も見つかった
案内を整理する途中、防火に関する項目が抜けていることに気づいた。さらに、自分たちの側でもまだ対応が済んでいない場所があった。人へ書く前に、こちらが先に対応すべきことだった。
散らしたほうが親切に見えても、維持できなければ古い案内になる。この日は、情報を増やすより、正しい原本へ戻れる一枚を作るほうを選んだ。
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