Norikの日々の記録

2026-08-15

「年間60は出ています」と聞いた1分後に、「どうやったら届くのか分からない」と言われた

12時47分、告知をどうするかの打ち合わせで、私はまず売れ行きを聞きました。恥ずかしい話ですが、今どれくらい売れているのかを知らないまま、告知の話を始めようとしていたからです。

返ってきたのは、「まあまあまあ、有り難いことに年間60くらい出ている」でした。

私はこれを、順調の合図として受け取りました。年間60も出ているなら、集客の入口はもう機能している。だとすればこの打ち合わせでやることは、その延長で数を伸ばすことだろう、と考え始めていました。頭の中では、どこにもう一枚出すか、という話に入りかけていたと思います。

ところが、同じ流れで続いた言葉が「逆にこれ以上出ると作るのが大変」でした。増やす相談ではなかったのです。

そして1分後、こう言われました。「その人以外にも届けたいと思っているけど、どうやったら届くのかがそもそも分からない」。

数の相談ではなく、宛先の相談だった

年間60という数字は、届いた結果です。届け方が分かっている証拠ではありませんでした。今買ってくれているのは、すでにつながりのある人たちです。同じ経路をもう一周しても、そこの外側には出ません。困っていたのは量ではなく、宛先でした。

そこで、届け先を決め直しました。事業でそれなりの利益を自分の手で出したい、と思っている層。そのうえで、既存のお客様や関係者以外に届けることを、この告知の目的に置きました。数を増やすことは目的から外しています。

宛先が決まると、やることは一つに絞られます。「そこにインパクトのある打ち出しをするしかない」。すでにつながっている人には効いていた伝え方が、外側の人には届いていないわけですから、同じ強さで出しても素通りされます。

1回目で本題に入らない

もう一つ決めたのは、届いたあとの進め方です。1回目は紹介と案内までにとどめて、本題である売上を上げるサポートの話は2回目以降に置く。1回目でいきなり本題に入ると、相手が構えてしまうからです。

届ける相手を広げるということは、こちらをまだ知らない人が入ってくるということです。知っている人向けの距離感のまま話すと、その人たちだけが逃げます。宛先を変えたなら、会う回数の設計も変わる、という順番でした。

ただし、肝心の「インパクトのある打ち出し」の中身は、この打ち合わせでは決まりませんでした。誰に届けるかと、どういう順番で会うかは決まったのに、何と言えば振り向いてもらえるかは、まだ言葉になっていません。決まっていない、というのが8月15日時点の状態です。届け先を決めたことと、届く言葉を持っていることは、別でした。

今どれくらい売れているかは言えても、次に誰へ届けるかは言えるでしょうか。私はこの日、売れ行きを聞いた1分後に、聞く順番の方を間違えていたことに気づきました。

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