Norikの日々の記録 / 2026年3月31日

AIの機能を並べるより、「八時間預けられる」の一言が伝わった

AIのサービスについて説明する場面があった。名前を伝えても相手には馴染みがなく、できることを順番に話しても、反応はまだ薄かった。

機能名は、使った後の生活を想像しにくい

私は普段使っているので、何が便利なのか分かっているつもりだった。コードを書ける、ファイルを直せる、複数の作業を進められる。けれど、使ったことのない人にとっては、機能をいくつ聞いても自分との接点が見えにくい。

そこで「頼んでおけば、八時間ほど動かせる。その間に私は別のことができる」と話した。すると反応が変わった。何ができるかではなく、自分が何をしなくてよくなるかを想像できたからだと思う。

私がそのAIを評価していた理由も、話しながらはっきりした。単に答えが賢いからではない。仕事を預けて、いったん離れられるからだった。

便利さは、減った作業と戻ってきた時間で話す

新しい道具を説明するとき、私は名称や性能から入りやすい。しかし、相手が知りたいのは、その道具で自分の一日がどう変わるかである。入力が何回減るのか、確認がどれだけ短くなるのか、その間に別の仕事ができるのか。そこまで置き換えて初めて、便利さが具体的になる。

もちろん「八時間」は、この日に私が実際の使い方を説明するために出した目安で、どんな作業でも同じように任せられるという意味ではない。内容によって途中の確認も必要になる。それでも、説明の入口としては機能の一覧よりはるかに伝わった。

人に説明すると、自分が本当は何を評価しているかが分かる。今日の会話で、私はAIの性能ではなく、自分の時間を取り戻せることに価値を感じているのだと気づいた。

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