Norikの日々の記録
2026年7月5日
「整理してから来てください」を、やめてみようと思った
朝、遅れてきた人が謝っていた。私は、出てきてくれたならそれでいいと思った。遅れた理由を聞いて正すことより、その場へ来られたことのほうが大事だった。
その感覚が、後で考えた研究会のつくり方とつながった。これまでは、ある程度考えがまとまった人が、自分の内容を持ってくる場を想定していた。ただ、それでは一番困っている人が来にくい。まとまらないから止まっているのに、まとめてから来ることを入口にしていたからだ。
完成品を見せる場から、途中を出せる場へ
前半の時間を、整理されていない話をそのまま出せる時間に変えてみようと考えた。「何が問題かわからない」「どこから話せばよいかわからない」という状態でも来られるようにする。
最初の一回は、たぶんぎこちなくなる。話があちこちへ動き、結論が出ない人もいると思う。それでも、完成した人だけが話せる場より、止まっている人が動き出せる場にしたい。
人に頼む仕事も、「作る」から「見てくる」へ変わる
この日は、作業をどこまで機械に任せられるかという話もした。ページの更新、検索への登録、公開の準備は、自分の手元でかなり完結するようになった。一方で、現場へ行き、何が起きているかを見て、写真や言葉で渡す部分は人が必要だ。
素材があれば、その後の加工や配置は任せられる。だから人への頼み方も、「作ってください」から「見てきてください」へ変わっていく。完成品を渡してもらうのではなく、まだ加工されていない現場を持ち帰ってもらう。
研究会も仕事の頼み方も、同じ方向へ動いていた。整ってから出すのではなく、整う前の材料を出す。場を用意する側の役割は、完成を求めることではなく、未完成でも出せる入口をつくることだと思った。
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