面白い構想は進まず、面白くない書類だけが前へ進んだ

午前中、もう無くなっている建物を、書類の上でも無くすための手続きを確認しました。現地は更地でも、記録には建物が残っている。そのずれを埋める作業です。

新しい価値を生む仕事ではなく、正直に言えば面白くありません。それでも放置すると、売る時も貸す時も、次の判断が書類のところで止まります。この件も急がないと思って後ろへ回し、別の判断が詰まってから、ようやく手をつけました。

話している時に面白い仕事は、終わっても形がなかった

同じ日、新しく人が集まる場を作る構想についても話しました。どんな人に来てもらうか、何を学べるようにするか。話している時間は面白く、可能性も広がりました。

ところが、運営を誰が担うのかという話になると止まりました。方向が分からないのではありません。続ける作業をする人が決まっていないのです。ツールを入れても、決まっていない役割までは決めてくれません。

午前の書類は地味でも、終わりが見えました。午後の構想は面白くても、話しただけでは何も動きません。面白さと前進は比例しない。その差が、同じ日に並んだからよく分かりました。

止まっている理由を「もっと考えること」にしない

止まっている仕事を見ると、判断待ちだと思いがちです。しかしこの日の構想は、判断ではなく担当待ちでした。さらに案を増やしても解決しません。自分がやる、誰かに渡す、今はやらない。そのどれかを決める必要があります。

私は可能性のある話を「やらない」と決めるのが苦手です。惜しくて残し、残したものが増えて、どれも進まなくなることがあります。

この日進んだのは、面白くないけれど担当と終点が明確だった仕事でした。新しい構想も、内容を増やす前に、誰がどこまでやるかを決める。そこまで決まらないなら、進めないと決める。それが次の一歩だと思いました。

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