登録89件。増えた数字の先に、送るものがなかった
朝、冷蔵庫に残っているもので何を作れるか、という話をしていた。足りない材料を数えるより、いまあるものを組み合わせる。その考え方を話しているうちに、自分の仕事にも、使えていない「残りもの」があることに気づいた。
定期的に話している場で、この一週間の変化を聞かれた。そこで、LINEの登録が89件まで増えたことを話した。登録しているのは、物件を持っている人ではなく、物件を探している人たちだ。この一週間にも紹介してほしいという連絡が数件あった。
89件の中身を、私は説明できなかった
数だけを見れば増えている。しかし、その89件が何を見て登録したのか、資料を求めた人なのか、相談から入った人なのかを整理できていなかった。入口が違えば、期待しているものも違う。それなのに、全員を同じ「登録者」として持っていた。
さらに、その人たちへ次に何を送るかも決めていなかった。集めるところまではやったが、集めた後の仕組みがない。管理する道具も入れておらず、一人で手が回らない部分がそのまま止まっていた。
相談しながら、人数が増えたことを進捗として数えるのはやめようと思った。登録者が89人いても、何も届けず、何の反応も確かめていなければ、リストを持っているだけだ。
集め直す前に、少人数へ話してみる
次に何をするかを考えたとき、私の口から出たのはセミナーだった。大人数を集める必要はない。数人でも実際に来てもらい、何に反応し、どこで動かなくなるかを見れば、次に届ける内容を直せる。
この日は、新しい人をさらに集める話より、すでに登録している89件をどう使うかへ話が戻った。まず登録の入口を分ける。動いている人と止まっている人を見る。そのうえで、少人数へ話し、反応を確かめる。
朝に話していた通りだった。新しいものは、いま手元にあるものからしか作れない。私に足りなかったのは登録者ではなく、すでに集まっている人へ何を渡すかを決める時間だった。
週1回、その週の実践記録のまとめと、オンラインサロン(2026年10月開講)の先行案内をLINEでお送りしています。
LINEで友だち追加する