Norikの日々の記録

2026-09-14

一か月待ちと言われて、去年の人に電話した

月曜の朝十時すぎ、草刈りを頼んでいた先から折り返しの電話がありました。先週、持っている土地の草が道路にはみ出していると二度目の通知が来て、相談していた件です。そのときは着手日を約束できないと言われ、次からは範囲より先に「今どれぐらい待ちますか」を聞く、と決めていました。今日の電話は、その続きです。

先週の私は、範囲を絞れば話が軽くなると考えていました。道路ぎわから一メートルほど、はみ出している分だけでいい。そう伝えてありました。

週末に現地を見てくれたそうで、返ってきた話は三つでした。一メートルでは足りない。上から枝が垂れてきているので、道に出てくるものを取り切るには二メートルから三メートルは刈らないといけない。フェンスにはつるがだいぶ絡んでいて、今はつるがいちばん勢いのある時期なので手間がかかる。料金も、以前より上がっている。

待ちを聞いたのは、今回も最後だった

平らな場所なら除草剤という手もあるが、斜面は土が崩れるおそれがあるので使えない、という説明も受けました。ひととおり聞き終えてから、私はようやくこう聞いています。

「もし依頼するとしたら、今からだといつ頃できるんですか」

先に聞くと決めていたのに、聞いたのは話の最後でした。答えは、一か月ぐらいは待ってもらうことになる、というものです。雨でこの二週間ほど作業が止まっていて、この先も雨模様だから、と。

先週の読みと並べると、当たったところと外れたところがはっきりしました。詰まっているのは時期だ、という読みは当たっていました。一か月です。範囲を絞れば軽くなる、という読みは外れました。現地を見た人から見れば、一メートルでは道に出る枝を取り切れない。

「一度、去年やってもらった人にも聞いてみます」と伝えて、電話を切りました。

電話一本で、やり方ごと変わった

去年、同じ場所を刈ってくれた方に電話をかけました。「全部じゃなくても、道に出てる分だけでも刈ってもらえたら」。ここまでは先週と同じ頼み方です。

返ってきたのは、範囲の話でも時期の話でもなく、やり方の話でした。つるが絡んでいるところは、刈るより除草剤をかけて枯らせばいい、という提案です。去年あの場所を刈った人なので、フェンスの話もすぐに通じました。「坂のところって、除草剤かけられないですよね」と聞くと、そこは土が落ちるから刈るしかない、と。平らなところは除草剤、坂と下の道沿いだけを刈る。枯れたつるは無理に取らなくていい。電話を切るまでに、そこまで決まりました。

金額も、まだ見に来ていない段階の目安として、その場で出してくれました。思わず「え、そんなんでいいんですか」と聞き返した額です。できるだけ早くでお願いして、支払いは振り込みにすることも決めました。

ただ、ここでも日付は聞けていません。電話は「できるだけ早くやるようにします」で終わっています。何日に入れるかを確かめるのは、次の電話に持ち越しです。

四日間を振り返ると、私が動かそうとしていたのは、先週は範囲、今日は時期でした。結果を大きく変えたのはそのどちらでもなく、現場を知っている人に聞いたことです。知っている人は、頼まれた範囲をそのまま見積もるのではなく、やり方を組み替えてきます。次からは、期限のある依頼で見積もりを取り直す前に、前にやってくれた人へ先に一本電話します。聞くのは範囲ではなく、「今年はどうやるのがいいか」と「何日なら入れるか」です。

開業して一年目だと、困ったときほど新しく頼める先を探しがちです。検索して、比べて、一から事情を説明する。けれど、去年チラシを作ってくれた人や、ホームページを直してくれた人は、もうこちらの事情を知っています。知っている人は、頼み方そのものを変える提案をくれることがあります。

次に同じ仕事が来たら、新しい先を探す前に、前の人へこう聞いてみてください。

「去年お願いしたのと同じ件なんですが、今年はどうやるのがいいと思いますか。何日ごろなら入れますか」

範囲と金額の相談は、その答えを聞いてからでも間に合います。

今年また頼む仕事のうち、去年の人にまだ声をかけていないものはありますか。

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