2026-09-18
前日ならキャンセルする。当日は動かさない

金曜の夕方、小型の飛行機に一緒に乗ってくれる人はいないか、という話をしていました。何人かに声をかけたら、行きたいと言ってくれる人がいる。その流れで、行き先はどうやって決めるのかと聞かれました。前に飛んだときは、当日になってから近場の行き先を決めたからです。
来週の二日間は、もう予約を入れてあります、と答えました。
天気は、前日にならないと分かりません。それなのに、先に日を押さえている。順番としては逆に見えます。
「それは予約しといて」
「そうそう。もう最悪キャンセル」
「それはもう前日に決めますんで」
実際、この前は十一日と十五日に枠を取っていて、どちらも前日にキャンセルしました。大雨で、飛行場そのものが駄目だった日です。天気が読めるようになってから予約する、というやり方も選べました。ただそれだと、飛べる日に枠が残っていません。
そのかわり、当日のキャンセルはしません。
「当日にキャンセっていうのはないんですけど」
前日までに言えば、相手はその日を別のことに使えます。当日になって取り消すと、空いた時間は誰にも使えません。天気の判断は前日にできるのだから、前日に済ませる。決められるのに引っ張って、当日に持ち越さない。そこだけは自分の線として決めています。
押さえないと、月二回には届かない
できれば月に二回は飛びたいと思っています。回数を先に決めているので、天気が良くて予定も空いている日を待つ、という進め方では届きません。晴れる確率は動かせませんが、押さえておく日の数は動かせます。飛べない日が出るのを前提に、多めに枠を取る。取り消しの連絡は、その手間ごと込みで払っているようなものです。
順番を言葉にすると、押さえるのは早く、決めるのは前日、動かすのは前日まで、になります。
同じことを、会議室の予約でも言っていた
同じ日の昼前、来月使う会議室をもう一日分押さえる電話をしていました。何時から使えるか聞いて、確認してもらったら、思っていたより早い時間から取れることが分かりました。そのときに私はこう聞いています。
「もう今予約させていただいた、その時間で確定なんですかね。それとも、向こう行ってやっぱり十一時でやめたいです、とかっていうのはありですか」
支払いの都合があるので、使う時間はある程度決めてほしい、と言われました。それで八時から十一時までで確定させて、こう続けています。
「もうちょっと遅くします、早めにしますと分かれば、早めにご相談します」
飛行機と同じことを言っていました。まず押さえる。変える必要が出たら、分かった時点で早めに伝える。当日に黙って変えない。自分でそう決めていたつもりはなく、録音を聞き返して、同じ日に二回同じことを言っているのに気づきました。
読めないものを読めるようにするのは、たいてい無理です。読めないまま持てる選択肢を、どれだけ残しておけるかの方が動かせます。
開業して一年目だと、これが逆になりがちです。まだ確定していないから予約しない、まだ決まっていないから声をかけない。そうしているうちに、取りたかった日が埋まります。初めての現地調査でも、初めての撮影でも、相手の都合が絡む予定ほど、先に枠だけ押さえておく。そのかわり、変更が出そうだと分かった時点で、自分から早く伝える。それだけで、月に動ける日数が変わります。
予約を入れるときに、この一行を足してみてください。
「一旦この日で押さえさせてください。変更が出そうなら、前日までにご連絡します」
先に言っておくと、取り消しの連絡がしやすくなります。言っていないと、切り出しにくくて当日まで引っ張ることになります。当日まで引っ張った取り消しは、こちらの都合の押しつけになります。
いま、決まっていないからという理由で押さえていない日が、あなたにもありませんか。
関連:押さえるのは早く、決めるのは前日|予定とやり直しの決め方
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