My Values 02 / Numbers

数字で現実を見る

数字は、人の気持ちや現場の事情をすべて説明してくれるものではありません。それでも、期待や思い込みだけで決めないために、私は数字へ戻ります。

大きな売上が、よい事業とは限らない

売上が増えても、経費、借入返済、税金、修繕、外注費が増えれば、手元に残るお金は少なくなります。さらに、対応に使う時間や精神的な負担まで増えているかもしれません。

だから売上だけでなく、固定費、粗利、手残り、使った時間、将来必要になる費用まで確認します。事業の規模より、無理なく続けられる構造を重視します。

利回りも、一つの数字にすぎない

不動産では、表面利回りが高い物件ほど魅力的に見えます。しかし空室、修繕、管理、取得費、売却しやすさまで含めると、結論は変わります。

数字を見る目的は、良さそうな理由を探すことではありません。悪くなる条件も先に入れ、それでも続けられるかを確かめることです。

数字と現場を往復する

数字だけでは、清掃の質、宿泊者の不満、建物の傷み、人間関係の変化は分かりません。反対に、感覚だけでは変化の大きさを見誤ります。

現場で違和感を見つけたら数字を確認し、数字が変わったら現場を見る。この往復を続けることで、原因と対策を少しずつ絞ります。

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