AI / 記事制作 / 個人サイト
AIに日記を作らせず、実際の記録から一つのテーマを選ぶ
Norikの日々の記録では、記事数より、その日に本当に話したことや経験したことを優先します。AIには出来事を作らせません。記録を読み、話者を確かめ、一日に一つだけ残すテーマを選び、事実が足りなければ記事にしない。この順番を守ります。
この記事で分かること
- 個人サイトの記事更新が止まる本当の理由
- AIで記事制作を毎日回す最小フロー
- 記事を売上につながる流れまでつなげるCTAの考え方
- 録音した素材が本人の体験かを確かめる4つの観点
- 素材が弱い日に、無理に書かないための基準
結論
AIで記事を増やしたいなら、最初に作るべきなのは派手な自動化ではありません。毎日10分から20分で回せる流れです。ネタを出す日、構成を決める日、下書きを整える日、CTAを入れる日。この4つが分かれているだけで、記事はかなり止まりにくくなります。
記録があっても、その日の主題が決まらないことがある
止まる理由は、書く力がないからではないです。1回で全部やろうとするからです。テーマを決め、構成を考え、本文を書き、画像やリンクを入れ、最後に公開判断までやる。これを忙しい日に一気にやるのは重い。
しかも個人事業や小規模事業では、記事は本業の合間に進めることが多い。だからこそ、記事制作は気合いより分解が大事になります。AIは全部の代行役ではなく、この分解された工程を軽くする役で使う方が残ります。
記録確認、話者確認、主題選び、公開確認に分ける
- ネタ出し: 相談、作業、失敗、気づきからテーマ候補を3つ出す
- 構成: 読者、結論、見出し、CTAを先に決める
- 下書き: 見出しごとにたたき台を作る
- 仕上げ: 実体験の補強、内部リンク、CTAの最終調整をする
この形にすると、今日は構成だけ、今日はCTAだけ、という進め方ができます。止まりにくいのは、時間がたっぷりある人ではなく、作業を細かく切っている人です。
最初に、その日の記録を読む
記事の種は、先に検索ツールの中にあるとは限りません。相談でよく出る悩み、繰り返し説明していること、自分が最近詰まったこと。この3つを見ると、読者との距離が近いテーマが出やすいです。
AIには、最近のメモや箇条書きを渡して「その日起きたこと」「自分が話したこと」「まだ分からないこと」の三つで並べてもらうと早いです。そこから記事候補を3本出し、売上につながる流れに近いものを1本選びます。
構成では、何を伝える一日にするか決める
ここを後回しにすると、記事は読まれて終わります。大事なのは、この記事を読んだ人に次に何をしてほしいかを先に決めることです。AI活用支援なのか、個別相談なのか、関連記事なのか。出口が決まると、本文の組み立てもぶれにくい。
おすすめは、構成を作る時に次の4点を一緒に決めることです。
- 想定読者は誰か
- 結論を一言で言うと何か
- 読後に取ってほしい行動は何か
- 記事の最後に、本当に案内が必要か
記録にない出来事や感情をAIに補わせない
AIに全部書かせようとすると、整ってはいるけれど、自分の経験が薄い文になりやすいです。使い方としては、見出しごとのたたき台、箇条書きの整理、言い換え、構成の抜け確認くらいがちょうどいい。
たとえば「最近よく相談されること」「自分が実際にやっている流れ」「失敗しやすい点」の3つだけを渡して、まずは節ごとの粗い下書きを返してもらう。その後で自分の言い方に戻す。この順番の方が、公開できる文章になりやすいです。
仕上げでは、個人情報と話者の取り違えを確認する
記事は単発で置くより、前後の記事とつながっていた方が強いです。たとえば、案内の記事から日次レビュー記事へつなぐ、ToDo整理の記事からAI支援ページへつなぐ。この流れがあると、検索にも相談案内にも効きやすい。
CTAは1本に絞りすぎず、記事と関係がある場合だけ、相談窓口を一つ案内します。日記や随筆へ機械的に相談ボタンを付けません。
実際に起きた失敗
録音の中に、自分の声ではないものが混ざっていました
先日、その日の記録から一本の記事を作って公開しました。川辺で弱った子猫を保護し、二、三時間おきにミルクを与えることになった、という話です。引き受ける判断は一瞬でも、世話は毎日来る。仕事でも同じだ、という組み立てで書きました。
公開した数時間後、指摘を受けました。それは私の体験ではなく、朝に流していたラジオ番組の内容でした。録音機は一日じゅう回っているので、自分の声も、電話の相手の声も、部屋で流れている音声も、同じ品質で拾います。転記には話者が全員「Unknown」で並ぶため、一人語りの区間を私の独白だと判断してしまったのです。
記事はその日のうちに差し替えました。幸いSNSには投稿していなかったので、外へ出たのはサイトだけです。ただ、これは書き方の問題ではなく、素材を確認する工程が無かったという問題でした。
書く前に、その声が本人のものか確かめる
一日じゅう録音していると、次のようなものが同じように記録されます。
- 自分の発言、自分がかけた電話
- 同席している人どうしの会話
- ラジオ、動画、音声配信、テレビ
- セミナーや講演の内容
- 家族の会話
このうち記事にできるのは一つ目だけです。ところが転記の見た目はどれも同じなので、読んだだけでは区別が付きません。だから採用する前に、次の4つで確かめます。
判定できない素材は採用しない。面白い話ほど確かめる。これを工程として書き出しておかないと、忙しい日に飛ばします。実際、私が飛ばしたのは忙しい日でした。
その日の素材が弱いなら、書かない日を作る
毎日更新を決めていると、素材が薄い日でも何か書こうとします。そこで手が伸びるのが、記録に無い部分をAIに補わせることです。文章としては成立しますが、それは記録ではなくなります。
私の基準はこうです。本人の発言・行動として確認できる素材が集まらない日は、「未生成」として記録を残し、記事を出しません。翌日に二本出すこともしません。空いた日は空いたままにします。
実際、ある一日は記録の大半が家族の通院や介護の話でした。これは書かないと決めているので、その日に使える素材は電話一本だけでした。無理に膨らませず、その一本だけで書いています。
「AIっぽい文章」は、読み手にも読み取る側にも伝わらない
もう一つ、書いたあとの話です。
AIに推薦されたと言って電話をくれた方がいました。ところが会話の途中で「御社は、その地域だけではなく、全国でされているんですか」と聞かれました。うちを特定の地域だけの会社だと思って電話をかけてきていたのです。推薦されることと、正しく伝わることは同じではありませんでした。
原因を考えると、AIだけの問題にはできませんでした。その朝、自分の記事を読み返して「いかにもAIっぽい感じがする」と感じていたからです。自分でそう思う文章をAIが読み、それをもとに人へ紹介している。
誰にでも当てはまりそうな言葉だけでは、実際に何をしてきたのかは伝わりません。飛行機なら「駐車場所」ではなく「スポット」と呼ぶように、経験した本人が自然に使う言葉があります。飾るために専門用語を足すのではなく、実際の経験を自分の言葉で書く。記録から書く理由は、そこにもあります。
毎日回すときの工程
- 記録を読む。その日の音声・メモを通しで確認します。
- 話者を確かめる。上の4つで判定します。判定できないものは外します。
- テーマを一つ選ぶ。複数を混ぜません。素材が弱ければ書きません。
- 書く。記録に無い出来事や感情を足しません。
- 公開前に確認する。個人情報、取引先の条件、家族の健康や資産が混ざっていないか。
2番目を工程として書き出しておくことが、いちばん効きます。私はそこが抜けていて、ラジオの内容を自分の体験として公開しました。
正確に書けない日は、公開しない
- 月曜: 体験や相談ログから記事候補を3本出す
- 火曜: 1本選び、見出しとCTAを決める
- 水曜: AIで見出しごとの下書きを作る
- 木曜: 自分の実例や判断基準を足す
- 金曜: 内部リンクとCTAを整える
毎日少しずつ進める方が、週末にまとめて気合いで書くより現実的です。AIは時間を作るというより、着手の重さを減らしてくれます。
記事数を増やすために、一般論で水増ししない
記事が増えても、どこから相談へ進めばいいかが曖昧だと収益にはつながりにくいです。記事を書く目的が検索流入だけになってしまうと、読者は読んで終わります。
個人サイトでは、記事の最後に「何を相談できるか」「まだ早い人はどの記事を読むか」「論点が見えている人はどこへ進むか」を置く方が強いです。記事制作と売上につながる流れは、別作業ではなく同じ設計の中に入れておくべきです。
最初の一歩
今日すぐやるなら、最近の相談や作業メモから記事候補を3本出し、そのうち1本だけ「想定読者」「結論」「見出し」「CTA」を決めてみてください。本文まで全部書かなくて大丈夫です。構成まで進めば、次の日にかなり着手しやすくなります。
こんな方に向いています
個人サイトを更新したい気持ちはあるのに、記事制作が重くて止まりやすい方に向いています。
- 記事ネタはあるのに、公開までつながらない
- AIを触っても、記事制作の流れまでは作れていない
- 検索流入だけでなく、相談や商品案内まで整えたい
- 論点が見えているなら、個別相談 60分 からでも進められる
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